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結婚式レポート【有松での結婚式】

5月下旬

まるで梅雨の始まりを匂わせるように・・


雨が潸潸と降るなか、

ふたつの家族がひとつになっていく

そんな暖かな結婚式が行われました。




元々結婚式は開催しなくてもいいと

思っていたおふたりでした。


だけど、

今こうして生活ができているのは

両親や兄弟、周りに居る人のおかげだから

家族に感謝を伝えられる場を設けたい。


お越しいただいたゲストの方が

気兼ねなくリラックスして

ゆっくり会話ができるような雰囲気の中

お互いの家族との親交を深めていきたい。


そんな想いを叶えるために

選んでくださった舞台が有松です。




江戸時代から続く、有松の絞りの産地として

「日本遺産」にも認定されている町、有松。


挙式は

七社が祀られている有松天満社で

神前式を行いました。


結婚式や行事がある時、

有松の地元の方が総出で準備をしてくれます!


この日は雨が降っていて

参進の儀式は行えませんでしたが

小さく、こじんまりした有松天満社だからこそ

気を張りすぎず、あたたかな雰囲気で

挙式を進めていただけたかと思います。



挙式には親しい友人の方も

おふたりの晴れ姿を一目見るために

駆けつけてくださいました!


一生に一度の花婿花嫁姿を

大切な方に見届けていただけて

ゆっくり写真にも残していただけて何よりです。



挙式後は、

古くから街に寄り添う邸宅「竹田邸」での

お食事会を行いました。


広大なお庭に囲まれて

自然光が差し込む純日本建築。


1日1組貸切で、会場も畳敷きなので

まるで第二の家に帰ってきたような・・


おふたりは気兼ねなく、

みなさまとの時間を楽しんでいただけそうと

竹田邸の雰囲気を魅力に思いここでの結婚式を決めてくださいました。


ご両家の家紋が入った

ウェルカム暖簾でお出迎え!




声が届く距離感を大切に、

厳選された旬の食材でつくる季節の日本料理を

ゆっくり味わいながらひとときを過ごしていただきました。


また、有松でのお食事は

昔、絞りのお着物を販売している時に

お重のお料理をお渡ししていたことから

歴史をなぞって、お重のお料理でおもてなしをしています。



これからの未来栄光を願って

「鏡開き」を行いました!


会場中が「よいしょ!よいしょ!よいしょ!」の

掛け声と熱気で暖かな雰囲気で溢れていました。

お子様ゲストの方も大活躍です^^

大人になった時に、思い出に残ってくれたら嬉しいです。




日本料理屋の美味しい日本酒を飲み、

お酒も入りお腹も心も満たされていき

ゆっくり過ごしていると奇跡的に雨が止んでいました!


お目上がりの光がとても眩しく

まるでおふたりの門出を祝福してくれているようでした。


なのでお色直し入場は、

縁側を挟みお庭から入場ができました!!


たくさんお子様がいらっしゃるので

ここでも大活躍^^



なんとも可愛らしいベストショット!!

再入場後は歓談やお写真の時間を

楽しんでいただき、エンディングに入る前に

おふたりの手作り生い立ちムービーを上映しました。


結婚式を創り上げていく中で

新婦様は、おっしゃっていたこと。


ゲストに楽しんでいただくのが1番だけど

新郎様が恥ずかしがり屋だけど

とっても優しく温かくてかっこいい人!ってことを

もっと新婦家のみんなに知ってほしい。


可愛い子供が沢山いると子供にフォーカスされるのは

いいことだけど、自分の「大切な人の素敵なところ」を

「大切な人たち」にきちんと届けたいと

やんわり教えてくださったことをきっかけに・・


生い立ちムービーで振り返っていただき

その中には新郎新婦様から親御様とご兄弟へ

感謝の気持ちを込めたメッセージも一緒に込めて。


その後、親御様とご兄弟に

インタビューをさせていただきました。


ただ、インタビューをするのではなく

新郎新婦様の人柄や自慢できるところ

兄弟しか知らない一面など・・

語っていただく時間を設けさせていただきました。










なかなか普段は照れ臭くて言えない気持ち、

想いを言葉にし、交わし合うことでしか

感じられない気持ちがきっとある。


それは、結婚式という特別な日だからこそ

生まれる感情だと私は思います。


愛が沢山詰まった結婚式に

携わることができて

本当に幸せでした。


ありがとうございます。

おふたりが大好きです^^





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