こんにちは。
シュシュブライダルのブログに
お立ち寄りいただきありがとうございます。
この秋も
さまざまなご結婚式に携わらせていただき
充実と感謝の気持ちに溢れる日々を
過ごしています。
本日は、あるプランナーが担当した
新郎新婦様の結婚式について綴ります。
結婚式後に
事務所でふと話してくれた結婚式の様子に
私もじんわりと心があたたかくなった
そんなお話です。
その新郎新婦様は
入籍されて2年の節目に
結婚式をされました。
招待ゲストは
おふたりのご家族
お食事会場での
「宴内人前挙式」と
「お食事会」のスタイルで
結婚式を行いました。
入籍されてからの2年の間に
新婦様のお父様が体調を崩される出来事がありました。
お父様の健康のことを
気掛かりに思われる日々の中で
「大切な人がそばにいることの大切さ」を
感じることもあったと思います。
そんな中迎えた結婚式当日
ご家族の支えもあり、
無事にお父様は結婚式にご出席いただけました。
既に夫婦としての歩みを始めているおふたり。
結婚式の1日のはじまりは
人前式のこんな「誓いの言葉」で始まりました。
本日は皆さまの前で
結婚式を挙げられることに感謝し
改めて2人の今後の幸せを誓います
お父様やご家族を想い、
新婦様はこの言葉の一言一句に
込み上げるお気持ちがあり、
涙ながらに述べられました。
これからは
お互いに意見を尊重し合い
感謝の気持ちをいつまでも忘れることなく
尊敬し合える夫婦となります
喜びも苦しみも
夫婦で分かち合い
どんな困難にも
夫婦の力を一つにして乗り越え
幸せな家庭を築いていくことを
ここに宣言します
「互いに感謝する気持ちをもち、
ともに困難を乗り越えよう。」と
いう言葉からは
地に足のついた、
ゆるぎないものを感じました。
今のお気持ちをまっすぐ届けるおふたりの姿をみて
プランナーやスタッフは改めて
「今日を素敵な1日にしよう」
と感じたといいます。
お食事はなごやかに
ご家族との会話を楽しんでいただくような
時間となりました。
結びの謝辞は新郎様より。
他界されているお父様のことを
述べられる場面がありました。
父はわたし達の晴れ姿を直接見ることが
できなかったけど
本日この場に出席している家族が
父の分まで参加してくれたような
そんな素敵な時間だった。
とても嬉しいです。
ありがとう。
お打ち合わせでは
あまり感情を
表に出されることがなかった新郎様ですが、
謝辞では感じ入るものがあり、
涙を浮かべていらっしゃいました。
新郎様は和やかなお食事中も
きっとお父様を想われていた時間があり、
このようにお話されたのではないかなと
私は感じます。
おひらき後のおふたりの
お気持ちをプランナーが伺うと
「結婚の節目として
今日を迎えられてほっとした。結婚式をしてよかった！」
とお話くださったようです。
大切なひとがそばにいてくれる幸せ。
その幸せを分かち合える喜び。
そして育て、守ってくれたこの家族のように
わたしたちもすこしずつ家庭を築いていきたい。
おふたりの結婚式では、
シンプルながらも
「大切な人を想うこと」で溢れていました。
その中でいただけた
「結婚式をしてよかった」
私たちにとって何よりも嬉しいお言葉です。
ふたりで力を合わせ、譲り合い、
ふたりやその家族の新たな一面を知り、
乗り越えていくことで少しずつ家族になっていく。
その過程の中にある結婚式もまた
意味のある節目だなと感じる
エピソードでした。
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